Teamviewerの最新版で、スリープから復帰してしまう不具合が存在
リモートデスクトップソフトとして高いシェアを持つTeamviewerですが、最新版(10.0.45471)において、厄介なバグが存在していることがわかりました。
世界でも高いシェアを持つリモートデスクトップアプリの一つ、Teamviewer。
Android端末から出先でデスクトップを操作できるとあって、重宝しています。
しかし、10.0.45471というバージョンにおいて、結構重大なバグが見つかってしまいました。
これに気づいたのは、スリープに入れたパソコンが勝手に復帰する、ということを繰り返し、その原因を調査したからでした。
スリープに入れた直後ではなく、数分ないし数十分してから勝手に立ち上がります。
スリープが勝手に解除されるという現象は決して珍しいものではなく、むしろ自作PCなんかだと組み上げ初期はあってアタリマエのものなのですが、私のマシンはそのへんはきっちり調整してあります。
そこで、イベントビューアーの「システム」から、Power-Trobleshooterのログを詳細に見てみると、
WakeTimerOwner |
\Device\HarddiskVolume2\Program Files (x86)\TeamViewer\TeamViewer_Service.exe |
とあります。
そこから情報収集をしてみると、やはりTeamviewerユーザーで同じ症状が出ている、という報告が多数上がっていました。
これは10.0.45471で起こるもので、Windows7、8.1、10など、多数のOSで出ているようです。
バージョンは、メイン画面のヘルプ>バージョン情報 から確認することができます。
一つ前の10.0.43879に戻したら、症状は収まりました。
アンインストールしてもIDなどの情報は残りますので、その後10.0.43879をインストールすれば大丈夫でしょう。
10.0.43879は公式からはダウンロード出来ないようですが、各種ソフトの旧バージョンを保存しているFilehippo.comからダウンロードすることができます。
Teamviewerの公式サイトではありませんので、ご使用は自己責任でお願い致します。
2015/10/08 追記:
今現在、10.0.47484を使用していますが、上記の症状は改善しているようです。
これから使用する方は、気にせず最新版を入れてもいいと思います。